更新が滞っており、大変失礼いたしました

演奏会や合宿などが終わって一息ついたのも束の間、子供がアデノウィルスに感染し、
私にもそれらしき症状が移ったり、高校の同級生が仙台まで遊びに来てくれたり、、、
というのが言い訳です

さて、記憶を遡って、6月初旬の岩出山演奏会の報告です
岩出山は、仙台より北の方に位置する大崎市にあります
私にとって、貴重な宮城県内での演奏会でした

共演して下さったソプラノの菊池万希子さん、鍵盤楽器奏者の田原さえさん、
チェンバロ製作家の木村雅雄さん、大変お世話になりました

大好きな木村さんとパチリ
201706岩出山

今回のテーマは、なんと1670年代ミュージック

かーなりマニアックだったため、最終的には幅広いバロックの歌曲を演奏したのですが、
初めにこのお題を言い渡された時は、久しぶりに興奮しました
また、70年代代表として、ヴィオラ・ダ・ガンバを加えて下さったことがとても嬉しかったです

70年代フランスに焦点をあてヴィオル作品を探してみたのですが、
70年代にソロ曲というのは見つかりませんでした
70年代以前だと、 Hotman がいるのですが。

それが、80年代になると、(現存している楽譜は)ドンドン出てきます。

Nicolas Hotman (1610-1663)

Monsieur de Sainte-Colombe (ca.1630?-1688?) : Concerts à deux violes esgales (?)
Demachy : Pièces de viole (1685)
Marin Marais: Pièces de viole (1686.1689)
Danoville : L'Art de toucher le dessus et le basse de violle (1687)
Jean Rousseau : Traité de la Viole (1687)
Pierre Meliton : Monsieur de Sainte-Colombe の弟子 ※曲、現存せず


1670年代は、宮廷との関わりは宗教曲やオペラの方がメインで、楽譜も色々出版されています。

権力者リュリが死んだのは1687年、その関連性はわからないですが、
70年代と80年代の間で、オペラや大編成のものから器楽曲へと好みが移って行ったのかもしれません。
凄腕のヴィオル奏者はずっといたのでしょうけど。

ということは、リュリや宮廷とあまり関係のなかった Sainte-Colombe の音楽が、
70年代のヴィオル音楽の代表、と言えるかもしれません。30-40代だとすると、あぶらものっていますしね

独り言を書いてしまいましたが、最後にお知らせです。

Sainte-Colombe と Marin Marais の師弟関係を描いた、
『めぐりあう朝』 Tout les matins du monde の名で御馴染みのフランス小説・映画ですが、
なんと最近、リニューアルして出版されました
教えて下さった生徒さん、どうもありがとうございます

pascal quinard

伽鹿舎 という出版社です。
とても読みやすくなっている印象でした

私ももちろん買います
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